外来診療の紹介
全ての皮膚疾患を扱います。とくに入院診療や専門診療が必要になる皮膚疾患を重点的に診療しています。
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外来診療の流れ
初診外来での診察後、各種検査や検討会での検討を経て、地域の信頼できる医療機関に紹介しています。この場合でも、何かあればいつでも大学で診察できる体制を整えています。病状に応じて、専門外来や入院診療での検査や治療を行います。
2017年度は、初診・再診合わせて1日平均122人を診察しました。計2,398人の初診患者さんを診察し、紹介率は69.3%、逆紹介率は75.1%でした。
診療受付
・当院新来の方:受診には他医療機関からの紹介状(診療情報提供書)が必要です。
・当院再来の方
① 当院他診療科かかりつけで、皮膚科が初めての受診の方:かかりつけ診療科からの診察依頼(他科依頼)または他医療機関からの紹介状が必要です。
② 6ヶ月以上前に皮膚科を受診したことがある方で、同じ症状で皮膚科受診を希望される方:前回の受診から6ヶ月以上空けて来院された場合初診扱いとなります。受診には、他医療機関からの紹介状または当院診療科からの診察依頼(他科依頼)が必要です。
*紹介状または当院他診療科からの診察依頼(他科依頼)をお持ちでない方は、原則診療を受けていただくことができませんが、緊急性があり受診いただく場合は、特定療養費制度に基づく料金として本院が定める金額(5,500円)を支払っていただくこととしています。なお、この5,500円に保険は適用されません。
- 受付時間
- 午前8時15分~午前11時まで
- 受付場所
- 外来棟1階、総合受付
- 休診日
- 土曜日、日曜日、祝祭日、
年始年末(12月29日~1月3日)、
京都大学創立記念日(6月18日)
紹介初診患者予約システム(FAX):
075-751-3115
ご紹介患者さんの予約受付を行い、スムーズに受診していただけるシステムです。休診日以外の24時間、本院が定めた患者登録票(本院ウェブページからプリントアウト可)に必要事項をご記入の上FAXで送信していただければ予約受付ができます。
初診外来の紹介
初診担当医が曜日別に担当します。どの曜日に受診いただいても、各専門領域はもちろん、全ての皮膚疾患に対応します。手術を要する場合、皮膚外科専門外来に再診いただいたうえで日程や方針を直接相談します。
診断や治療に難渋する患者さんがいらっしゃいましたらご紹介ください。
入院診療のご紹介
当科は南2階病棟に定数として17床を有しますが、入院治療が必要な方に対しては定数を上回る場合でも入院を受け入れております。
患者さんおひとりにつき、主治医(卒後5-12年目前後)、修練医(卒後3年目)、初期研修医(卒後1, 2年目)が屋根瓦式で担当いたします。毎週火曜日に病棟医師のカンファレンス、毎週水曜日に全スタッフが参加する診療カンファレンスと教授回診を行い、治療方針を決定しております。
入院患者さんの内訳は下図のとおりです。皮膚がん・軟部肉腫などの腫瘍の患者さんが全入院の約7割強を占めておりますが、下記のような疾患の検査や治療も積極的に行っております。
- 皮膚・軟部組織感染症(丹毒、蜂窩織炎、壊死性筋膜炎、ガス壊疽、帯状疱疹)
- 皮膚潰瘍
- 静脈瘤、血管奇形
- 水疱症
- 自己免疫病・血管炎
- 薬疹
- アトピー性皮膚炎患者さんの教育入院
- 円形脱毛症に対するステロイドパルス療法
- コリン性蕁麻疹/乏汗症の発汗テスト
- 各種アレルギーテスト
- その他の皮膚疾患