診断をつける過程で、診察・ダーモスコピー・病理など自分の目と知識が資本となること、また治療も内科的外科的にも自科で完結できる疾患が多く、専門性が高いところに魅力を感じ皮膚科を選びました。
実際、手術で診断や治療に携われたときは、やりがいを感じています。
皮膚科は疾患も治療も幅広くて、とても楽しいし飽きません。
自分が興味を持っている皮膚腫瘍の分野でもわからないことに溢れているので、それらの疑問に向き合い続けて臨床を続けていくことが今後の目標です。
大学病院では、修練医(皮膚科1年目)と上級医が一緒の医員室に席を持っています。
重症な入院患者さんの管理や、論文・学会発表など、大変なこともたくさんありますが、個別でもカンファレンスでも上の先生に相談しやすく働きやすい環境です。
そして、京都大学皮膚科の一番の魅力は、多様性に柔軟な環境だと思っています。
幅広い分野の中から、ぜひ自分の興味をゆっくり探してみてください。
相談すれば自分の興味を深めるチャンスや環境を提案してくれます。
他大学出身でも、マラソンしなくても、親身に相談に乗ってくれます。