教室紹介

教授あいさつ

皮膚科学講座 教授

椛島 健治 Kenji Kabashima

平成27年6月1日より、
京都大学医学研究科皮膚科学教室の第7代教授を拝命しました。

平成27年6月1日より、京都大学医学研究科皮膚科学教室の第7代教授を拝命しました。当教室は1899年(明治32年)、京都帝国大学医科大学の 創設後まもなく設置され、その後、松浦有志太郎教授(1902年~18年)、松本信一教授(1919年~44年)、山本俊平教授(1945年~61年)、 太藤重夫教授(1962年~79年)、今村貞夫教授(1980年~97年)、宮地良樹教授(1998年~2014年)が教室を運営して参りました。100年以上の歴史に渡り、 京都大学には自由を尊重する学風があり、その伝統が、学術領域の多様性やオリジナリティーの創出に貢献しております。

臨床、研究、教育の3つを兼ね備える人材を育成することが
診療科長としての使命と考えております。

一方、大学病院の教室には、臨床、研究、教育という3つの大きな役割があります。私は、そのいずれもが連動していると考えております。 情報に惑わされずに物事の本質を見極める力を養う教育を行うことが、臨床と教育の双方に肝要であります。また、サイエンスを経験することは、 自身の揺るぎない専門領域を持つ臨床医の育成につながると考えます。さらに、臨床をしっかり実践することにより、皮膚疾患の病態解明や新規治療法 の開発などを目指す研究者としての側面を養成できます。臨床、研究、教育の3つを兼ね備える人材を育成することが診療科長としての使命と考えております。

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